建築家さんからの提案になるのですが、
もちろん希望をお伝えすることもできます。
私も基本となる考え方をいろんな本から学びました。
概要が分かりやすいのはこの本です。
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その中で、光と人の気持ちについて
軽くまとめるとこんな感じです。
人間はやはり太陽とともに生きてきた動物
でもありますから、夕陽のように
オレンジ色の光が横から当たると
リラックスしてゆっくりでき、

真昼の太陽のように
白い光が真上から当たると
バリバリ活動したくなるというのです。

確かに会社の光は上から白い蛍光灯ですし、

リラックスできるバーなどは
電球やランプのようなオレンジの光が
横や低い位置から照らしてますね。

光と人の気持ちの関係がわかったところで、
住宅の照明について見てみると、
昭和の家は一部屋に一つ、
天井に白い蛍光灯がついていることが多かったですね。
夜もバリバリ働けそうな感じで高度経済成長期には
時代の雰囲気とマッチしていたのでしょう。
ただ自分の家はやはり
ほっこり落ち着ける方がいいと思っています。
というわけで我が家では基本的に
電球のようなオレンジ色の光を中心に使います。
天井に一つというわけではなく
壁を照らす間接照明など複数の光を
うまく使いたいと考えています。

(写真の光は黄色ですが壁を照らすイメージということで)
ただし電球自体もう生産されていませんし
電気代もかかるので電球色の蛍光灯をメインに
使う予定です。
今話題のLEDは各社開発が激しいですが
交換不可のものがあったり
(寿命は確かに長いけど交換不可とはほとんど書いてないのはどうかと思います)
まだ仕様が安定していないので
もう少し待つのが得策のような気がしています。